瑞巌寺の拝観料と割引

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日本三景松島にある瑞巌寺。瑞巌寺の拝観料と割引はどうなっているのかを、詳しく説明します。はじめて瑞巌寺に行く人は必見です!

普通、お寺を見学する時に拝観料はかかりません。一般的なお寺はみなそうですね。たいていは無料でお寺の敷地内に入ることができます。墓参りをする時も無料です。

さて、瑞巌寺はどうでしょうか。

瑞巌寺は違います。瑞巌寺を見学するには、拝観料が必要になります。なぜならば、瑞巌寺は普通のお寺とは違うからです。これだけの規模のお寺を維持するための、それなりの管理費が必要なのです。

瑞巌寺が無料ではないことを知らない人も結構いるようで、受付の券売機のところで、エッお金かかるの?という声をよく聞きます。

拝観料がかかるお寺は、世界的な観光地、京都にもたくさんあります。がしかし、東北のお寺としては珍しいかもしれません。東北には拝観料が必要なお寺はそう多くはありません。

瑞巌寺の敷地内全てに拝観料がかかるのではありません。

瑞巌寺の中で、拝観料が必要なエリアは、入口近くの受付からその先のエリアになります。受付から先に入らなければ拝観料は一切かかりません。無料です。

瑞巌寺の受付
瑞巌寺の受付

例えば、石畳の参道を歩くだけで満足だ、という人や、岩窟(がんくつ)や鰻塚(うなぎづか)や鉄道慰霊碑をみたいという人であれば、拝観料は不要です。

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拝観料が必要

拝観料を払うと瑞巌寺の受付から先に行くことができます。この先には何があるのかというと、国宝の瑞巌寺本堂、同じく国宝の庫裡、そして、青龍殿という瑞巌寺の宝物館を見学することができます。

瑞巌寺は全体をじっくり見ようとすると、かなりの時間がかかります。特に宝物館の青龍殿は時間が必要になります。宝物館には、レプリカではなく、本物の襖絵や雲板が保存してあるので当然です。はじめては、青龍殿なんて10分もあれば見られるだろうと、と言って入ったとしても、貴重な宝物に夢中になってしまい、あっと言う間に1時間が過ぎてしまったということもよくある話しです。

特に普段は公開されていませんが、上段の間の本物の障壁画が公開される時があります。この時は、観光客も時間をかけて見ています。本堂に飾ってある、新品のように綺麗でピカピカした障壁画は全てレプリカです。本物は青龍殿にあります。

拝観料が必要な場所

瑞巌寺本堂、回廊、庫裡、青龍殿が拝観料の対象になっています。

室中孔雀の間、仏間、文王の間、上段の間、上々段の間、羅漢の間、墨絵の間、菊の間、松の間、鷹の間、御成玄関。

庭園、南蛮鉄燈籠、臥龍梅、五葉松、埋木書院(外観のみ)、御成門、中門、登竜門、石斛、法身窟。

瑞巌寺の拝観料

拝観料は、下記のとおりです。受付の手前に、券売機がありますので、まずそこで、拝観料を払い、チケットを購入します。チケットは現金以外にsuicaも使えます。人数が10人ぐらいの時は、券売機を使って買うのが結構面倒です。後ろに多くの人が並んでいる時は早く購入しようと気を使います。

そのような時は、直接、受付窓口から買いましょう。10人分ぐらいならまとめて直接販売してくれます。

特に観光シーズンだと、券売機の前が混み合いますので、なかなか順番がまわって来ません。そんな時は、遠慮せずに、窓口から直接買いましょう。

団体拝観料の割引は、団体割引があります。また、障がい者手帳を持っている人の場合も、減免の割引料金で見学することができます。

個人の拝観料

大人、大学生、各種校生、高校生が700円です。小学生、中学生といった小人は400円です。個人とは29名以内をいいます。30人に満たない人数は全て個人扱いとなりますので、障がい者手帳を持っている人以外は割引対象外です。つまり通常拝観料での見学となります。

団体さんの拝観料は下記のとおりです。30名以上と100名以上の場合に割引が受けられます。

団体の拝観料

30名以上99名までと、100人以上で割引が受けられます。人数からすると、家族で旅行をしているという人ではなく、旅行会社を通しての団体さんがあてはまると思いますが、その場合は、旅行会社が拝観料を一括で払うと思います。観光客が各々で競売木から購入するということはないと思いますが、参考までに下記にその拝観料の割引金額を記載しています。

瑞巌寺拝観料割引

拝観料には割引があります。大きくわけて2種類の割引です。ひとつは団体割引です。そしてもうひとつは、障がい者手帳による減免です。いずれも券売機からの割引はできませんので、窓口でその旨を伝えます。その場で精算します。

団体割引

団体割引の対象人数は、30人以上と100人以上の2段階のみです。つまり29人の場合は割引対象外となります。

30人以上の団体さんの場合は、一人あたり50円の割引で、拝観料は大人650円、子供350円となります。30人の場合の通常拝観料の合計は21,000円ですが、1500円の団体割引で19,500円になります。

100以上の団体さんの場合は、一人あたり100円の割引で、拝観料は600円、子供が300円になります。100人の場合の通常拝観料の合計は70,000円ですが、10,000円の団体割引で60,000円になります。

障がい者割引

障がい者手帳を持っている人も、その手帳を見せると割引となりますので、忘れずに手帳を持っていきましょう。割引金額は窓口で確認してください。案内板には記載がなかったと思います。