秋保大滝は仙台駅から車で40分、秋保温泉から車で20分の場所にあります。仙台の西、つまり山形方向にあります。
秋保大滝は落差55メートルで、日本三名瀑(にほんさんめいばく)と言われている滝です。
秋保大滝には、ふたつの駐車場があります。ひとつは滝見台側の大駐車場です。滝見台側の駐車場は秋の紅葉シーズン以外は満車になることはありません。
大型バスも余裕で駐められるほどのかなり広い駐車場です。
しかし、11月の紅葉の時期は、道路を挟んだ向かい側の駐車場さえも、午前中から満車になります。
当然、大滝に向かう道路も大渋滞します。
秋保大滝は秋保温泉から車で約20分のところにありますが、紅葉の時期には、秋保温泉あたりから道路が渋滞します。
行きが混むということは帰りも同様で夕方も道路は大渋滞します。紅葉の時期は覚悟して行きましょう。
滝つぼ駐車場
そしてもうひとつの秋保大滝の駐車場は、滝つぼ駐車場です。
秋保の観光スポットとして人気の秋保大滝ですが、遠くから見るだけでなく、滝つぼまで歩いて降りることもできます。
滝つぼまで降りると、大滝を間近で見ることができます。水しぶきを感じることができるのです。
マイナスイオンを直に浴びることのできるスポットとして地元の観光協会はイチ押ししています。
滝つぼへは遊歩道を使います。滝つぼまで降りることのできる遊歩道が整備されています。
滝つぼまで降りるには、徒歩10分ぐらいかかります。
足場が悪いので注意が必要です。
ヒールの高い靴で降りることはおすすめしません。足場が悪いので危険です。
遊歩道が湿っていると靴も汚れますので、お気に入りの靴を履いている場合は、注意が必要です。
全面が舗装されている遊歩道ではありませんので、泥だらけになることもあります。
滝見台の大駐車場に車を駐めて歩く人もいますが、滝つぼの降り口まで歩くと、それなりの距離がありますので、おすすめしません。
特に高齢者はやめたほうがよいです。
滝つぼに行くのであれば、滝つぼ駐車場を使いましょう。
大滝の秋保温泉方向に滝つぼに向かう道路があります。
秋保温泉からだと右折、大滝からだと左折します。
その道路を道なりに走ると、橋が見えてきます。この橋は不動滝橋という名前の橋です。
橋の幅が少し狭いですので、対向車とすれ違う時は注意しましょう。
不動滝橋の上からも大滝を眺めることができます。少し遠くに見えますが、この場所は人気の写真スポットです。
滝見台のように人だかりになりませんので、こんな感じで綺麗に撮影することができます。
滝つぼ駐車場は、不動滝橋を渡ってすぐ右側にあります。
駐車台数は15台ぐらい駐められます。仮に駐車場が満車の場合でも、道路脇のスペースに駐車することができます。
道路脇には10台程度なら駐められます。
この駐車場にあまり広くありませんので大型バスが入ってくることはありません。
写真は秋の紅葉シーズンの時のものです。
秋保大滝が一年で一番混む時期ですが、コロナの影響もあってか、例年と比べると人はまばらでした。
紅葉の時期の日曜日であれば午前9時頃には満車になります。しかし満車だからといって諦める必要はありません。
滝を見た人は見終わるとすぐに帰りますので、その場で待っていると、すぐに駐車場に空きが出ます。
紅葉のシーズンは秋ですが、さすがに滝つぼまで降りると気温が低く寒いですので、早々に見物を終えて戻ってくる人が多いのです。
滝つぼに長居をする人はあまりいません。
秋保大滝の滝つぼを見学するなら滝つぼ駐車場がおすすめです。秋保大滝は紅葉の時期が一番混みます。
それ以外の時期はさほど混みません。冬はすごく寒いので観光客はいません。地元の人も行きません。
しかし雪の中の大滝もなかなかの眺めなのです。