政宗像の場所|アクセス、ライトアップ、駐車場、仙台駅からの時間

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仙台の観光スポット、そして記念写真撮影スポットとして有名な伊達政宗像。

るるぶやマップルといった、観光ガイドブックにも、必ず政宗像の写真が掲載されています。

仙台観光にきた人のほとんどは、政宗像の前で写真を撮ります。

政宗像の写真は、仙台旅行の証しになります。

いつの間にか、仙台を象徴する像になりました。

政宗像は、馬に乗った姿の像ですので、政宗の騎馬像という言い方もします。

そして、像の材質は銅ですので、政宗の銅像という言い方もします。

しかし、この政宗像ですが、目を凝らしてよく見てみると、右目に眼帯はしていません。つまり目が入った像なのです。

政宗像は現在東京で修理中です

政宗像は現在東京で修理中です。2022年3月16日の地震で騎馬の足の部分が破損したため、東京の業者が修理を行っています。修理が完了するのは来年2023年の3月の予定です。台座のみ残っていますが、現在は台座毎シートで覆われています。覆っているシートには政宗像が印刷されています。このことを知らずに来た観光客は、みなさんガッカリして帰っていきます。

修理は無事終わりました。2023年3月31日より一般公開されます。公開日当日は記念式典が行われるため、混雑が予想されます。なにはともあれ、めでたしめでたしです。

修理中の伊達政宗像(2022.9)
修理中の伊達政宗像(2022.9)
修理中の伊達政宗像(2022.9)
修理中の伊達政宗像(2022.9)
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政宗像の場所

伊達政宗像がある場所は、仙台城本丸跡です。仙台城は本丸、二の丸、三の丸というエリアにわかれています。

二の丸と三の丸は山の下にあります。そして、本丸は山の上にあります。

仙台の街を見下ろすことのできる、眺めの良い高台にあります。

当然、夜景も綺麗な場所です。

政宗像へのアクセス

政宗像のある仙台城本丸跡へのアクセスですが、車かバス、そして体力に自信のある人は、自転車または徒歩でも行けますが、急坂ですので、かなりきついです。

車でのアクセス

自分の車、またはレンタカーの場合もあると思いますが、仙台駅からのルートは、青葉通りを西に向かって走り、広瀬川を渡り、坂道を登るだけです。

青葉通りに、案内の看板が出ていますので、仙台の地理に詳しくない県外から来た人でも、すぐにわかります。

青葉通りはあまり渋滞しませんので、仙台の道に不慣れな人でも、走りやすいと思います。

仙台駅からの時間は約10分程度です。

バスでのアクセス

バスで行く場合は、るーぷる仙台という、観光地を循環している、仙台市営バスに乗ると便利です。

仙台駅が出発点になっていますが、仙台城跡や、瑞鳳殿や、大崎八幡宮といった観光スポット前にあるバス停で停まります。自分の車以外の交通機関で仙台観光をしている人にはおすすめです。

徒歩でのアクセス

徒歩でのアクセスとは、仙台駅から政宗像まで歩くという意味ではなく、登城路を下から上に歩くという意味です。

登城路を歩く場合のルートは、ふたつあります。ひとつは大手門側から登るルートと、巽門側から登るルートです。

大手門側から登る

仙台市博物館を左に、国際センターを右に見て歩くと、蔵のような建物があります。

この建物が脇櫓といいまして、この場所に仙台城の大手門という、大きな門がありました。

ここを大手門跡といいます。この大手門跡のところにある信号を左に登ると、本丸跡に行けます。

巽門側から登る

仙台城には、大手門とは別に、もうひとつ巽門という門もありました。

この巽門は三の丸があった場所にあるのですが、三の丸の敷地内には、伊達政宗の住居がありました。山の上にある本丸は、公務をする場所で、住居は生活空間です。

住居で朝目覚めます。準備をして出勤しませ。その出勤の時に使われていた道が、巽門側の登城路です。

実際に、伊達政宗が使っていたから登城路ですので、こちらを登るのもおすすめです。

巽門は、仙台市博物館の庭の方にあります。博物館の駐車場に車を停めて歩いて登ることができます。

仙台市博物館がある場所は、仙台城、三の丸があった場所です。ここも城跡になっています。

ライトアップ

仙台城本丸跡は24時間開いています。閉門されることはありません。

日が落ちてから夜に行くこともできます。

本丸跡は山の上ですので、奇麗な夜景を楽しむことができます。政宗像がライトアップされていますので、その写真を撮ることもできます。昼間とは違った雰囲気の写真が撮れます。

ライトアップは24時間行われていません。23時で消灯です。

ただし、冬はとても寒いです。防寒対策をして行かないと風邪を引きますので、くれぐれもご注意ください。

駐車場

政宗像は本丸跡にあります。バスや徒歩の人は、駐車場の心配はありませんが、自分の車を使って行く人は、駐車場が気になります。

仙台城本丸跡の駐車場

本丸跡には、有料駐車場があります。本丸跡に入る際に有人のゲートがあります。1時間単位の駐車場です。ちなみに1時間400円です。ゆっくり見学したい人にとっては、それなりの料金になるかもしれません。夜間は無料です。

休日

オンシーズンの土曜日、日曜日、祝祭日は観光客で混雑します。当然満車状態です。山の上ですので、敷地が限られていますので、オンシーズンは、混雑前の早い時間に行くのがおすすめです。ゴールデンウィークは特にです。

博物館の駐車場

三の丸跡には、現在、仙台市博物館が建っています。この博物館にも駐車場があります。博物館の駐車場は無料です。無料ですので、車を博物館に停めて、登城路を歩いて行く方法もあります。さらに博物館には、敷地の外に大駐車場があります。仙台駅から行くと、国際センターの前の信号を左折した奥です。とてつもなく広いので誰でもすぐにわかります。しかも、この駐車場のすぐ目の前が巽門側ですので、博物館をショートカットして、本丸跡まで登ることができるのです。

現在の政宗像は二代目です

政宗像といえば、この仙台城跡にある像のことをいいますが、実は、この仙台城跡にある伊達政宗像は二代目の像なのです。

この像と全く同じ政宗像がもう一つありました。

銅像ですので、型に銅を流し込めば、いくらでも同じ像をつくることができるのです。

初代の像がある場所は、仙台市博物館の敷地内にあります。

ココ仙台市博物館は仙台城三の丸があった場所です。博物館は特別展や常設展といった、有料エリア以外は無料です。駐車場も無料です。ココから本丸までの当時の途上路もありますので、仙台城まで歩けます。

仙台市博物館
仙台市博物館

この胸像は初代の伊達政宗像です。仙台市博物館にあります。

初代伊達政宗像
初代伊達政宗像

初代の政宗像は1935年に、宮城県青年団により、仙台城本丸跡に設置されました。

初代伊達政宗像の顔
初代伊達政宗像の顔

博物館の伊達政宗像はすぐ目の前で見ることができますので、こんな写真超アップの写真を撮ることもできます。

しかし、戦争で金属が不足した時に、政宗像も回収され溶かされてしまいました。

銅像の内側は空洞になっています。腕の部分から中を覗いた写真です。

伊達政宗像の銅像の内側
伊達政宗像の銅像の内側

その時、溶かされたのは、下半身と騎馬のみだったようで、上半身は残っていました。騎馬像ではなく胸像になりました。

その胸像は、当初、青葉神社に設置されていました。そしてその後、1962年に博物館の庭に移されました。

政宗像の作者は、宮城県柴田町出身の彫刻家、小室達氏です。

他の政宗像

二代目の政宗像が設置される前、一時的に、コンクリート製の立像が設置されていました。その像は現在、岩出山というところにあります。

しかしやはり伊達政宗像といえば、仙台城本丸跡のものを指します。

顔は実際の政宗の顔とは違います。東京上野の西郷像も顔が違うと言われていますが、政宗像も違います。

この像の型の作者が言っているので、間違いありません。

仙台城に入城した姿を想像して作ったと言っています。

この像が造られたのは、昭和10年1935年です。

そして伊達政宗の遺骨の発掘調査は、昭和49年1974年です。遺骨から骨格を再現し、政宗の顔が復元されていますが、その顔と、政宗像の顔はだいぶ違います。

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